居心地がよい住まい作りに不可欠な間取りを考えるきっかけになる情報サイト

住み心地が良い間取りにするために動線の確認を怠ってはならない

二つの視点から家の中の動きを捉える

できるだけ想定される動線が示せるように、二つの切り口から考えるとよいでしょう。
一つ目は、リビングと洗面所やトイレなどを行き来するような生活動線です。
生活動線が把握できれば、生活上の流れが滑らかで動きやすい間取りを考えることができるようになります。
二つ目は、炊事や洗濯などをする際の経路を示す家事動線です。
これは家事などをするときに想定される人の動きのことです。

これら二つの動線を考えるときに、時間軸も考慮するとよいでしょう。
平日と休日などで分けたうえで、それぞれ一日の予想される動線を時間帯ごとに書き出すことで、混雑する場所とその時間帯が明らかになります。
正確な動線を捉えることができれば、使い勝手が良い住まいの間取り作りにつながることでしょう。

動線に注意することで間取りの失敗を避ける

家の中で人の動きの流れやその経路をよく見てみると、生活動線と家事動線が重複することが多々あります。
たとえば、家族がリビングを行き来することが多くなるのは、出勤や通学時の朝と帰宅後の夜です。
この時間帯は、家の中の動線はトイレから洗面所、洗面所からリビングあるいはダイニングもしくはキッチンとそれぞれを行き来することが必ず多くなります。
これらに対応するためには、それぞれの通路にゆとりをもたせたり、リビングを中心として各場所へ移動できるような間取りを工夫して考える必要があります。

このように、日々の暮らしのなかにヒントが隠されているので、これらを見直してみることで、住まいにおける不快感を回避するための間取りを考えることができます。
ただし、万能な間取りを完成させるのは不可能なので、家にいる時間が長い人の経路から先に確認するなど優先順位をつけるとよいでしょう。